メンテナンスのタイミングについて

産業用の太陽光発電システムと同じく、住宅用の太陽光発電システムにも定期的なメンテナンスが義務付けられています。連携日から1年後、そして4年ごとの点検が義務付けられ、点検に伴う報告書も義務付けられています。
しかし、発電量に不調を感じた時に点検を依頼すると標準外の点検の為、一般的には費用が発生してしまいます。弊社のメンテナンスでは、お客様が設備に対して何か不調を感じたり不具合が懸念される場合に点検で呼んで頂くようお願いしております。

メンテナンスプラン

  1. 電気点検(法廷点検)
  2. 電気点検(法廷点検)+屋根上点検
  3. 電気点検(法廷点検)+屋根上点検+洗浄点検

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各種機器点検

屋根の上のモジュールや架台の設置状況、接続箱の内部や配線の固定状況、接続状況等を目視にて、さらにパワーコンディショナの作動状況を点検します。

太陽電池モジュール

屋根上にあがり、モジュールの固定状況、ケーブルの収まり、異物(鳥の巣、ゴミ)などの有無をチェックします。

接続箱

接続箱
配線状況、圧着端子固定状況、防水状況、サビの有無などを確認します。

パワーコンディショナ

パワーコンディショナー
正常に作動しているかの確認、エラー履歴のチェック、異音の有無などをチェックします。また、停電時にパワーコンディショナから直接電気をご利用頂く為の自立運転の方法についてお客様にご説明致します。

発電計測

発電測定
太陽光モジュール測定専用機器、IVカーブトレーサーを使い、電流・電圧を計測します。回路毎の最大出力値を計測し、IVカーブという電力の波形を見る事により、開放電圧のみでは判りにくい発電状況の不具合を検知します。

モジュール洗浄

専用機器を使用し、水道水にてモジュール表面を水洗いします。 通常の雨では流れにくい黄砂や鳥のフンなどを洗い、太陽光パネルをきれいにして発電効率を保ちます。

ドローン検査

ドローンを使い人間が検査しにくい場所を検査します。

点検サービス項目

目視点検項目

区分 点検内容
太陽電池 太陽電池フレームに破損・変形がないこと
太陽電池のガラスに汚れ・破損がないこと
架台 架台に錆・傷がないこと
架台及び太陽電池を固定しているボルト・ビスにゆるみがないこと
アース線は確実に接続されており、ネジのゆるみがないこと
周辺機器 各機器の外箱の腐食、破損等のないこと
配線ケーブルの外被部分等に損傷のないこと
配電線管(PFD管など)にキズ、破損等のないこと
各配線、アース線は確実に端子台に接続されており、ネジのゆるみがないこと
各機器の端子台等に変色、損傷のないこと
各機器の設置場所近くに火気、可燃性ガス、引火物のないこと

機器動作チェック項目

区分 点検内容
パワーコンディショナ 運転スイッチ「切(停止)」で瞬時に停止すること
運転スイッチ「入(運転)」で運転(連系運転)すること
停電(太陽光専用ブレーカー断)によりパワーコンディショナが停止すること
運転切替により自立運転すること(自立運転コンセントから出力すること)
復電(太陽光専用ブレーカー入)により復旧タイマー作動後
パワーコンディショナが運転すること
運転時に異常音、異常振動、異臭のないこと
通気孔をふさいでいないこと
出力電力値が正常に表示されていること