モニタリングで機器の故障がわかる

太陽光発電システムは可動部がなく,ソーラーパネルはシリコンやCISなど,非常に安定的な物質で作られているため,あまり故障が起こらないと考えられています。しかし,20年~30年と長期間使うものですから,その間には様々な要因により故障が起こってきます。

太陽光発電の不具合をモニタリングで確認

太陽光パネルが落石などによって破損したり,飛来物によって覆われてしまうといったことが起こりえます。また,パネルの一部に落ち葉などが付着し,その部分がホットスポットとなってパネルが破損してしまう場合もあります。
ホットスポット現象とは,パネルに何かが付着して一部分だけ完全な影になると,その部分に熱がたまって発熱し,パネルが破損してしまうという現象です。ハンダ不良による製造不具合による場合もあります。
また,施工不良や,台風・地震などが原因でパネルが外れてしまう場合もあります。

その他の異常も

・パワーコンディショナーの不具合
・接続箱の不具合
・ジャンクションボックスの不具合
・パネルの汚れ
・草や樹木の生長による影の影響
・太陽光発電所の侵入者
・日照量の低下